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本事業について

本事業について

事業概要

 ソフトマター研究において世界のトップレベルにある独・仏、2つの海外の研究拠点との持続性のある研究ネットワークを構成することで、先端的研究成果を共有し、研究を強力に推進することができる。そこで、日本側4人の拠点研究者に国内共同研究者を13名加え、海外交流拠点研究者とともに、常に最新の研究成果を共有し研究をさらに進展する場を構築する。

 全体を束ねる概念として「非平衡相転移」を掲げ、統合的に研究を推進していく。非平衡相転移とは、相互作用するソフトマター集団が外場などによって引き起こされる状態の突然の変化のことをいう。研究拠点の4名の研究者に対応して以下の4班を構成する。(下線は班長である。)

  1. 液晶の非線形応答と非平衡ダイナミクス:山本(潤)、甲斐、多辺、好村
  2. コロイドのスローダイナミクス:荒木、山本(量)、田中、宮崎
  3. 非平衡揺らぎとダイナミクス:吉川、早川、櫻井、佐々
  4. アクティブソフトマターのダイナミクス・輸送:太田、佐野、坂上、今井、川勝

このように非線形性と非平衡性の強いソフトマターに理論、実験、計算機実験が共同していどむことにより、まったく未開拓といっていい非平衡相転移の基礎が解明され、応用的には、材料科学や生命科学での効率のよい物質や機能をもつ分子集団の創成につながる。一方では、非線形物理学や非平衡物理学に新しい風を吹き込む契機になる。

概念図